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【一人上手?】家は戦場【妄想上等!】Part6

1 :イナーク ◆E1BZu.24yk :2007/06/22(金) 21:07:16
お座敷スレから派生したスレです。妄想に特化し家の中を戦場、
果ては悪党の取引現場にしてシューティング!
でも一人じゃないぜっモニターの向こうには中尉に大尉、本部長がっ!
そして違う場で戦う仲間がいるっw
双方向妄想の熱い戦い。
馬鹿丸出しっていうなっやると楽しいんだ、保証するw

まとめサイト『妄想シューティング』
http://mousoushooting.hp.infoseek.co.jp/

53 :ハリー ◆PD/HTuuIPY :2007/06/25(月) 19:27:31
遅ればせながらスレ落とし&新スレおめでとうございます。
という訳で(何がだ?)妄想投下です。


親父は優秀な捜査官だった。
数々の事件を解決した親父が誇らしくもあり、照れくさくもあった。

「行ってくる。」
『あぁ、気をつけて。』

いつもの様に親父の背中をポンと叩き、現場に出掛ける背中を見送った時には
まだ俺の人生が大きく変わっていくとは夢にも思わなかった。
その日、とある組織の捜査中に命を落としたのだ。

『嘘だ…。親父が死ぬわけない…。』

次に親父に会ったのは病院のモルグだった。
首筋と胸元の傷跡、そして銃を握る形をしたままの右手。
親父の仕事上、いつかこういう日が来るかも知れないと覚悟はしていたが
実際に起きたことを信じられない、いや、信じたくない自分がいた。

その後、親父の同僚達などの努力が実を結び組織は総崩れになり、組織の人間のほとんどは捕らえられた。

『やった!ついに犯人が捕まった!』

俺は浮かれたが、現実はそう甘くなかった。
俺の期待は空振りに終わり、捕らえられた者の中に親父を殺した男はいなかったのだ。

しかし、全く進展が無かったわけではなかった。
取り調べした男から、親父が死んだ現場に他の組織からの助っ人がいたという証言を得たのだ。
「片目で首筋に大きな傷跡がある」という特徴。
それだけが手がかりだった−−−。

54 :ハリー ◆PD/HTuuIPY :2007/06/25(月) 19:28:56
チチ…… チチチ……

『んん…。またこの夢かよ…。』

小鳥の声で目が覚めた。
カラリと晴れた空とはうって変わって俺の心は重い。
むくりとベッドから起きあがり、冷蔵庫からミルクを取り出し飲み干す。
イーグルワンと立ち会った日から何週間か立ち、やっと右手の自由が利くようになってきた。
鏡に向かい、胸の位置で手の平を握って開いてをくり返す。

『あんなやり方じゃ、俺が探している奴と何ら変わりやしないだろ…?』

いつの間にか手段と目的を誤ってしまったようだ。
傷を癒しながら自問自答すると共に後悔と反省が入り交じっていた。

調子に乗って挑んだあげく、軽くあしらわれた上に情けもかけてもらうなんてな。
これが日本で言うところの天狗の鼻を折られたってやつか…。

『…親父にぶん殴られた気分だぜ。』

我流で腕を磨いていたがつもりが、まだまだって事が証明された訳だ。
腕を磨くにも今まで相手していたチンピラどもじゃ話にならない。
かといって、情報が極端に少ない今の状態で組織をしらみ潰しに当たっても全く歯が立たない事は明白だ。
圧倒的に足りない実践経験。
ま、経験を補うなら今やこの町はどこに言っても物騒な所だらけだから都合はいい。
幸か不幸かはさておき、な。

55 :ハリー ◆PD/HTuuIPY :2007/06/25(月) 19:30:03
『さて、これからどうしたものかな…?』

自らの過ちを引きずって、腐って引きこもってちゃ何も始まらない。
まずは久しぶりに外へ出よう。
ボロアパートの階段を下りた所に眩しい光の洗礼に目を細めた。

『おいおい、お天道さんよ。共犯にされかけたからって俺を責めないでくれよ。』

バラバラバラバラ……

上空を軍用のヘリが飛んでいる。
こんな町中でブラックホークだって!?
おいおい、物騒どころの騒ぎじゃないな。
目標は近くなんだろう。
ビルにひっかかっちまいそうなくらい低い位置を飛んでいく。
何かあったんだろうが、軍が出たら解決したも同然だな。
ヘリを見送り、ある場所へと歩き出した。

『さて、さしあたって必要なのは…と。』

俺はとあるレンジに到着した。
まずはしばらく休んでいた分のリハビリだ。

「おぅ、兄ちゃん。久しぶりじゃねぇか。…って、どうしたんだい?その右手は?」
『これか?聞いて驚かないでくれよ?実はな…。』

受付のおっちゃんは俺の真剣な表情につられて真顔になっていく。

『鷲に食われかけた。まったく、猛禽類ってのは凄ぇな。弾も当たりゃしねぇ。』
「鷲だって?お前、狩りなんかしてたっけか?さっぱり話が飲み込めないぞ?」
『ま、あんまり気にしないでくれって事さ。』

56 :ハリー ◆PD/HTuuIPY :2007/06/25(月) 19:31:00
頭にハテナを浮かべているおっちゃんを後目にレンジへと足を向け、いつものように
カスタムガバに手を伸ばす。
…が、ガンケースに一緒に入っていたもう一丁が目に止まった。
鈍く光るその姿が、まるで自分を使えと主張しているように見える。
なんだか少し後ろめたい気分だったが、俺はその銃を手に取った。

バンッ!  バンッ!  バンッ!

出てくるターゲットを、一発、そしてまた一発と慎重に撃ち抜いていく。

『ふーーっ。』

1マガジンを撃ちつくし汗ばんだ右手を見つめながら一息ついた。
傷口は少しは痛むが、もう心配ないだろう。
ふと視線を上げると、よくここで顔を合わせる男がいた。
そいつはいぶかしげな顔をしてこちらの様子をうかがっている。

「なぁ、お前どうしてあのカスタムガバを使わないんだ?持ってただろ?」
『あぁ…。こいつの事だろ?』

俺はガンケースに収められたカスタムガバを指さした。

「出所は怪しい銃だけど、そいつの方が役立つだろう?」
「今お前が使ってるシングルカラムのやつよりキャパも多いし…。」
「精度だってよっぼど上だったじゃないか。」
「それに…」

身振りを交えまくし立てる男を遮るように俺は答えた。

57 :ハリー ◆PD/HTuuIPY :2007/06/25(月) 19:32:29
『使い勝手だけならそうさ。…でも、こいつは俺にとってお守りみたいなものなんだよ。』

手に持った銃を軽く上げ、子供のようにニカーッと笑いながら答える俺。
少し呆れたのか手の平を天井へ向け肩をすくめる男。
…親父の手に最後まで手に握られていたFBIビューローモデル。
すっかり使い古されてはいるが、俺の心を引き締めてくれる魔法のアイテムだ。

「もっと顎を引くんだ……そうだ。待て、そんなに肩を強ばらせるな!」

始めて銃を握った時に親父から言われた言葉が頭の中に甦ってくる。

『あれだ。日本で言う「初心忘れるべからず」ってやつだな。』
「…そういうもんかねぇ。ま、そのお守りに足を引っ張られないように気をつけるんだな。」

男は俺に背を向け軽く手を上げ、自分のレンジへと戻っていった。
そして男の気遣いを少し嬉しく思いながら、俺もターゲットへと向き直した。

『片目…、首筋に傷跡…。』

いつか親父の敵を討ってみせる。
必ず俺の手で捕まえてやる。
来るべき時のため、俺は黙々とターゲットに引き金を引き続けた。


続く…?

58 :ハリー ◆PD/HTuuIPY :2007/06/25(月) 19:38:53
最初に投下したものと無理矢理つなげたのでグダグダになっているのはご愛敬という事でw
それで、妄想の中にも書いたのですがFBIビューローモデルを買いました。
総HWのものは以前友人のものを撃たせてもらったことがあったのですが、
自分で買うのは初めてなので、スライドをジャキッ!ジャキッ!とさせて楽しんでいますw
ノッチ欠け防止加工も終わったので、弾の残を気にせず存分にホールドオープンさせられるのは
ラクチンでいいですね。

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